ブランクフィナーレ


「現象」

演者は、1組のデックを示し、後ろを向いている間に、観客に好きな所からデックをカットしてもらい1枚のカードを覚えてもらいます(仮にハートの5)。
演者は「選んだカードを当てる」と言って、デックに魔法のジェスチャーをかけ、テーブルの上にスプレッドすると・・・

おどろくべきことに、カードの表が消えて真っ白になってしまい・・・なんと、白いカードの中に、ハートの5だけが、そのまま残っているのです!!
続いて、演者は、ハートの5に魔法をかけると、表面が消えて真っ白になってしまい、さらに、裏面も白くなって最後に・・・
残りのデックの裏面も消えて、すべてのカードの裏表が完全に真っ白になってしまうのです!!

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白くなるカード


「現象」

1組の普通のカードのウラとオモテをあらためた後、1枚カードを選んでもらいます。そのカードを抜きだし残りのカードにおまじないをかけた瞬間、表が真っ白になってしまいます。ふたたびおまじないをかけると今度は裏も白くなってしまいます。最後に抜き出したカードを戻しおまじないをかけると、もとのカードに戻ります。

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手品トリック名コーチ(マジックカードつき)


ということで、今回は昭和のマジック本について紹介したいと思います。

これは、学研から出版されていた「ジュニアチャンピオンコース」というシリーズの中の一冊です。

いわゆる小学生以下の子供たちをメインターゲットにしたシリーズです。

昔はこういうシリーズものって、小学館もあったりしたんですけどね。今はほとんどないですね。まじめな学習系のシリーズが増えましたね。

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ユージン・バーガー マジック・コレクション


「マジック界の哲学者」として世界中のマジシャンや愛好家から尊敬されているユージン・バーガーのマジック作品集。著作5冊の中から選りすぐった32作品と7本のエッセイ、ショウとしての降霊術の解説を収録。。カウフマン氏からのナビケートも付して解説。 “ユージン・バーガー マジック・コレクション” の続きを読む


マジックにおける流行り病


さて、前回のエントリーに絡んでのお話。

といっても今回はもっとお気楽なお話。

皆さん、どうですか? マジックにはまると一度はかかる流行り病ってやつ、わかります?

それは、「テクニック・ノーギミック至上主義」病

いや、わかるんですよ、これ、私もかかりましたし(笑)

これって、大概手品に本格的にはまりだして、初期にかかるやつ。

皆さんも身に覚えあるでしょ(笑)

これって今は先のエントリーで挙げた動画サイトとも無縁ではないと思うので、かるーく書いてみます。

なんでそうなるのか、足りない頭を必死に絞って考えてみました。
(かなり私の偏見が入ってます)

  1.  覚えたたてでとにかくうれしい
     まあ、これは本格的に手品にはまって、「えっ?こんなテクニックあるの?」など、まあ、ほほえましいものですね。
  2.  ツッコミ・ヤジが煩わしい
     本格的に興味を持ちはじめていくら色々覚えたところで、見せるのが身の回りの人間が多い場合。遠慮なしに手を出すし。特にこの場合、演者と観客の垣根がないですから、まあ、触られたくないギミックんところにも平気で手を出してくることもありますよね。これが煩わしくて、手を出されても問題が少ないようにノーギミックにはしりがちなような気がしますが、どうしょうか。
  3.  お金がない
     これは単純に、小遣いが限られている、などの金銭的な理由。これも気持ちはわかります。少ない投資でいろんなことを身に着けたい、となればテクニックに走りますわね。あとはノートとかDVDとか。最近ですと、先に挙げた動画サイトですよね。あと、十代二十代のかたなら、マジック以外の使い道が最優先でしょうし。
  4.  自己陶酔型
     上の3つと違い、気を付けないとちょっと心配になるタイプ。いわゆる「こんなむつかしいテクニックのマジックをこなす俺すげえ!」って思ってしまうタイプ。フラリッシュやカーディストリーとやらに無駄に走るタイプ。
  5.  アイテム見下し型
     とにかくテクニックでこなすことこそ至高、って考えて、わずかなアイテムを使用することを毛嫌いするタイプ。かなり重症だと思うんですが。

とまあ、思いついた5つをあげてみましたがどうでしょうか。これ以外にもほかにもあるとは思いますけど。

1~3はまだかわいいものだと思うんですが、私は。

これら5つのタイプは今の世の中なら、Youtubeなどの動画サイトで必死に覚えているのではないかと思うんですが。

それがいいとか悪いとかは別にして、ね。


動画サイトについて


さて、前回のエントリーのクレジットにつながる話として、皆さんお世話になっているであろう動画サイトに関するお話です。

あくまでここではマジック関連に絞って書きたいと思います。

ここ一年、コロナの影響で、外出・遠出も憚れる中、動画サイトを見る時間が増えた方も多いかと思います。

実は、私自身はYoutubeなどはよく見るのですが、かといってマジック関連を見ることは少ないです。

多いのは料理関係やミステリー関係、ほかには海外の反応系ですかね。

でもさすがに、ここ最近はマジック関連を見ることも多いです。

で、うんざりするのが、ほとんど我が物顔でネタややり方を解説している人、、、がねぇ(笑)

中には、
「えっ? これ、売ってるやつそのまんまだろ。さすがにこれは。。。」
とか、
「えっ? これを改案と言っちゃうの?」
とか

まあ、それをただで見れるようにして再生回数を稼ぐっていうね。

またそういうのばかりをマジックに興味持ち始めの人はさがすんだよね。

でも、そういう興味を持ち始めの人って、大概すぐにフェードアウトするけどね。

感覚的には、テンヨー製品をドン・キホーテのような量販店で購入して、説明とか疑問点だけ、デパートのディーラーに聞きまくってそこでは何にも買わないタイプの人と何にも変わらない。

かつて10年以上前かな、テレビでの種明かしが問題になったことがありました。

今の動画サイトの現状は、それよりはるかにひどい感じがします。

Youtubeでは有名マジシャンたちもチャンネルをもち、動画をあげたりしています。特にここ一年はその傾向が強いと思います。

でも、さすがにプロマジシャンの方々は無料の種明かし動画を避けるよう意識がしてるような気がします。

ていうか、おそらくプロマジシャンの中には、あの時のことを覚えていている方も多いのでしょうね。

ただねえ、マジシャン気取りのYoutuberもどきが、ちょっと、、、ねえ。

じつは、先のエントリーである「クレジット」を一応書いておこうかな、と思ったのも、Youtubeの現状がきっかけです。

意識せず、たまたま引っ掛かったのがあれですからねえ。

いやあ、本気で検索したらもっといろんなマジックのチャンネルがヒットするのでしょうね。
そんな気ないけど。。。

もちろん、Youtubeにも利点はあります。

それは、今や個人で気軽に世界に対して配信できるということ。

特にマジックの作品・演技を発表したい、という方には素晴らしい手段でしょう。

昔のように、作品発表について第三者にゆだねる必要がありませんから。

いざ発表されたはいいものの、他人の名義になっていて
「俺の作品なのに~! パクられた~」
なんて思いをしなくて済みますから。
(もっとも、それでフィルターの役割の人がいなくなり、駄作がダダ洩れになり、赤っ恥をかくリスクも非常に大きくなりますが、それも自己責任ですね)

「それ、本当にあなたが最初?」という疑問も残りますが。
(一言多い)

あと、こういう動画サイトの利点として、販売されるマジックアイテムの説明書の手間を省くことができる、っていうことですかね。

説明書や技法の解説はすごりく大変なんだそうです。

解説書を無くせばその分、パッケージを小さくできますね。

もっとも、アイテムの宣伝デモ動画を見ていると、
「やたらカットが多い」
「フレームからはずれてるやないかい!」
など、思わずズルいと言ってしまう動画も多く見かけますけどね。

いわゆる昔でいうところの、「カタログ説明文の行間を読む」ってやつがまた必要になってる気がします。

結局のところ、いろいろ便利になったように見えて、同じくらい不便・不都合も増えたってことなんですかね

 

 


クレジット


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マジックを発表する際について回るクレジットの問題。
クレジットはなぜ必要なのか?具体的には何をどう記載すれば良いのか?その調べ方は?これらのノウハウを無料公開します。

原本は、ハラパン・オング氏がVanishing Incで無料公開したPDF。これを許可を得て、完全翻訳しました。

クレジットは先達者に敬意を表するためだけでなく、マジックを深く学んでいく際にも重要な情報となります。この冊子は、マジック界の発展を促すために倫理と実利双方の意味で重要となるクレジットのあり方の指針となるものです。

発表する方はもちろん、マジックの世界にいる方には目を通しておいていただきたい一冊です。

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