「現象」
演者は、1組のデックを示し、後ろを向いている間に、観客に好きな所からデックをカットしてもらい1枚のカードを覚えてもらいます(仮にハートの5)。
演者は「選んだカードを当てる」と言って、デックに魔法のジェスチャーをかけ、テーブルの上にスプレッドすると・・・
おどろくべきことに、カードの表が消えて真っ白になってしまい・・・なんと、白いカードの中に、ハートの5だけが、そのまま残っているのです!!
続いて、演者は、ハートの5に魔法をかけると、表面が消えて真っ白になってしまい、さらに、裏面も白くなって最後に・・・
残りのデックの裏面も消えて、すべてのカードの裏表が完全に真っ白になってしまうのです!!
トリックス1996年の商品です。(多分1996年)
いわゆるブランクデックの現象にカード当ての要素を加えたものです。
これもブランクデックにカード当ての要素を加えたモノです。
当時、ブランクデックの現象が気に入ってたので、それにカード当ての要素が加わったと聞いて、店頭で見せてもらい購入したモノです。
ネタ的には先に挙げた「ジョーバーグの白くなるカード」にひと手間って感じですかね。
使用するテクニックはやはり売りネタからなのか、比較的簡単と思われるテクニックに置き換えられています。
最近でこそ、ジョーバーグの手順のためのカード構成は珍しくないですが、当時だとどうでしょうか。