「現象」
1組の普通のカードのウラとオモテをあらためた後、1枚カードを選んでもらいます。そのカードを抜きだし残りのカードにおまじないをかけた瞬間、表が真っ白になってしまいます。ふたたびおまじないをかけると今度は裏も白くなってしまいます。最後に抜き出したカードを戻しおまじないをかけると、もとのカードに戻ります。
ジョーバーグ原案になる手順です。
先のエントリー「ブランクデック」がラ〇&〇ムースを使用してテクニックをほとんど要しないのに対し、こちらはハー〇〇スのようなテクニックが必要です。
実は最近でも、ブランクデック系の現象の商品はポツポツと販売されたりしており、そのため、
「そういえば、あの手順ってどんな手順だったっけ?」
と思い、どこかにしまい込んだはずの商品を掘り起こすに一苦労したりしました。
まあ、商品の場合は先祖返りしている場合や過去製品と丸被りしている場合があるので。
個人的にちょっと意外だったのは、この手順に関する記事などが意外と見つからないことでした。
もちろん英語の検索をかければいくらでもヒットするのでしょうが、日本語で読める記事が思った以上に見つかりませんでした。
「マジェイアの魔法都市案内」に記事があるのは覚えていたんですが、そこ以外が見つからず、途中であきらめました。
私がこれを初めて知ったのは、学生の時、当時根本さんが経営していた「ミスターマジシャン」のカタログでした。
当時は学生でお金もないので他の気になった商品を優先して、この商品は後回しになっていました。この時は、
「まあ、いってもブランクデックだから」
という感じで後回しにしていたのを覚えています。
結果として私がこれをミスターマジシャンで購入したのはかなり後年です。