さて、ここではここ数年の市場のコインマジックアイテムについて書いておきたいと思います。
昨年2020年くらいから一部マジックショップで以下のようなアイテムを見かけるようになりました。
これ以外にもチャイニーズコイン関連でもあったりします。
値段も、これまでのこの手のギミックからしたら全然安いです。
残念ながらというか、当たり前というか、コインはすべてレプリカコインになります。
でも、コインマジックをこれから、という方ならこれらでまずは十分練習したり楽しめるでしょう。
実はコインマジックのギミックをこれまでのハーフダラーコインや一ドルコインからほかのものに置き換えようとする動きはありました。
例えば下記のようなオリジナルデザインのコイン?メダル?
それとか、ポーカーチップに置き換えたものとかね。
海外に疎い私としてはこういった動向はいまいち、「????」、な感じだったのですが、ひょっとしたら海外でもすでにマジシャンおなじみのハーフダラーもマイナーな非日常品に過ぎなくなっているのかもしれません。
考えてみれば、硬貨がメジャーに流通している国は少なくなっていると聞きます。
そう考えれば、近年では銀貨が値上がりしていることもあり無理に費用の掛かる実際の硬貨を加工することはない、という流れであったのかもしれません。
それでも、このようなレプリカコインになったのはやはり、購入側のマジシャンがポーカーチップやオリジナルデザインのコインでは食いつきが悪かったのかもしれません。
まあ、個人的にこんなレプリカコイン、大丈夫なのか? とも思いますが。
ここ2.3年の間に世界的にもいろんな意味でキャッシュレス決済が進んだこともあり、日常の財布もミニサイズの財布が見られるようになりました。
その流れから、カードマジックのための財布もこのミニサイズの財布が見られるようになりました。
ひょっとしたら、このままキャッシュレス決済が進むなら、コインマジックは見せ方にさらに工夫が必要になるのかもしれません。