カラーチェンジングナイフ あれこれ


1.はじめに

ちょーーーーーーー久しぶりのブログです。今回はカラーチェンジングナイフです。私個人がパドル系が好きだったりするのでいくつも持ってたりします。
(上手いとはいってない。よく演技するともいってない。www)
引き出しの肥やしになってますwww

で、ここ数年もいくつか販売されたりしていますので、今回いくつか載せてみたいと思います。

とはいっても、さすがに私も裕福でもお金持ちでもないので、意外と「えっ、これ持ってないの?」というものもいくつもあります。例えばダローのカラーチェンジングナイフナイフとかね。
だからあくまで私が所有している範囲ということで。

2. スタンダードタイプ

いわゆるペンナイフ型ポケットナイフというやつです。今の日本人的には、
「これ、日用品? こんな物騒なもの。。。」
と考えてしまいますが、いっても日本での「肥後守」みたいなものですしね。
みなさん、「肥後守」ってわかります。こんなやつです。

昭和30年代くらいまでは子供でも使う日用品でしたが、事件で使用されたり、鉛筆削りやカッターナイフの普及により廃れてしまったようですが。さすがに私も使ったことないです。
海外では、これに相当するものなのでしょう。

ということでいってみましょう。まずはこれ。
 
いかにもマジック道具って感じはしますね。何処製かは不明。でも形状がパドルに近いため例の動きが比較的やりやすい。ただ如何せん、見た目が。。。

続いてはこちら

たぶんタマリッツがStevensから出てたビデオの中で使用していたのがこのタイプかな。形状がエッジが丸みを帯びていて結構やりやすいです。
私もStevensのショップで入荷されていたのを見つけて購入したものです。色もタマリッツの手順を考慮したものになっています。残念ながらミナーナイフがありませんが。
ちなみにタマリッツの手順は日本語では「
ホァン・タマリッツ カードマジック」で知ることができます。この本、「SONATA」の翻訳本でまだ入手可能みたいなので未入手の方はぜひ。
http://www.tokyodoshuppan.com/book/b120860.html

つづいてこちら

商品名「Ultra Knife」。ハンドル部分が木製。なかなか触り心地がいいです。
たしか海外ネット通販で買ったかな。これでもう一本ついてたら、個人的にはこれが一番かもしれない。

つづいてドーン

アーティザン・カラーチェンジングナイフ by TCC
最近販売されたもで、かなり見た目もよくやり易いのがこちら。
最近では珍しいスタンダードタイプ。見た目もいい感じでしょ。
(最近のTCCってホント高級路線って感じてるの俺だけかな?)

3. ジョーモガータイプ

2000年代以降で入手しやすくなったのがこのタイプです。上に挙げたスタンダードタイプに変わりありません。
ジョーモガーという方がカラーチェンジングナイフをメインに販売しています。カラーバリエーションも豊富で自分好みに組み合わせることが可能です。もちろんミナーナイフも入手可能です。また、2000年代以降でマジシャンの名を冠したセットも販売されています。
ではいってみましょう


ミナーナイフを含むスタンダードな組み合わせのもの。いい感じでしょ。私はこれ以外の色も入手したりしました。

つづいて

片方がジグドボーンのもの。いい感じでしょ。
ちなみに「ジグドボーンてなんぞ?」と思って調べてみたら、

ジグド・ボーン(Jigged bone)は、牛の臑の骨を、ハンドル材用に加工、着色した物。シェフィールドやゾリンゲンで使用され始めたと言われています。

というものらしいです。

つづいてドーン

片側がブラックスタッグ。そのまま書くなら多分黒染めした鹿角をハンドル材に使用したもの。たしかWhit Haydnの手順と合わせて販売されてたかな。
(Whit Haydnの手順の解説したものは行方不明になってるwww)

4. アーミーナイフタイプ

最近見かけるようになったのがこのタイプ。日本人からすると「アーミーナイフ」といわれると一際物騒なものに感じますがWikipediaによると

アーミーナイフ(Army Knife)あるいはマルチツールナイフ(multi-tool knife)とは、ナイフを含むマルチツールであり、ツールナイフである。 キャンピングナイフ、多機能ナイフ、マルチパーパスナイフ、十徳ナイフ(じっとくナイフ)とも呼ばれ、機能の数に応じて「○徳ナイフ」と呼ばれることもある。戦闘には用いないが、軍隊で日用的な目的で使用することを想定して制式採用しているので「アーミーナイフ」という俗称も用いられるようになった。 直訳すると「陸軍ナイフ」や「軍用ナイフ」になることから、戦闘にも用いられるものであると混同されることがある。

ということらしいです。
最近はアウトドアを楽しむ人が増えたこともあり、比較的親しみやすいアイテムではないでしょうか
ではいってみましょう。


Dave Powell名義によるもの。製品としては赤/黒以外にも色はあったようです。
赤が少し暗めなのでもう少し明るい赤であればよかったなあ。

つづいて

フレンチドロップによるもの。ベースはビクトリノックスのアーミーナイフ。

さらにドーン

最近販売されたもの。形状は丸みを帯びていて、他のアーミーナイフタイプと比べてやりやすいです。

5. その他

上記以外に関連するものとして以下のようなものがあります。

いわゆるスマッシュクライマックスと呼ばれるタイプのミニチュアナイフ。これ、意外といい値段しますwww


チャドロング名義の商品。カラーチェンジングナイフをUSBメモリに置き換えたものです。個人的にはこのUSBメモリへの置き換えはもっとあってもいいのではないかと思います。ナイフやアーミーナイフよりよほど馴染みがあるものだと思いますから。

6. 最後に

カラーチェンジングナイフについて紹介してきましたが、最近では国内のマジックショップ「ストレートマジックショップ」がアーミーナイフタイプのものをオリジナルで販売しています。興味のある方は検索してみてください。

https://www.straightmagicshop.com/original/ColorcColorchangingknife.html

日本語の書籍で次のものに記載があります。ただ入手性が不明ですが。

クラシック・マジック事典Ⅱ
http://www.tokyodoshuppan.com/book/b79627.html

クラシック・マジック入門事典
http://www.tokyodoshuppan.com/book/b79682.html

また、今回この記事を書くのに驚いたのが、銃刀法についてです。あんまり意識したことなかったのですが、刃渡り6センチ以上が引っ掛かるみたいですね。
それ以外に、「じゃあ、包丁とかカッターナイフとかはどうなのよ?」と思ったのですが、やはりこれらも規制対象なんですね。

これらのマジックはクラシックマジックといってもよく、クロースアップマジックの中でも、色の変化などを見せる、わかりやすい現象かと思います。

こういうマジックもぜひ興味を持ってみてください。


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