「説明」
Joshua Messadoの緻密な設計をもとに数えきれないほどの試作の末、彼が完璧だと思える継ぎ目のない、美しいカーボンブラックのリングができました。
Messado Ringはこれまでにないリングです。
そしてDVDでは彼のテクニックと手順を全て解説しています。もしあなたがこれまで一度もキーリングに触れたことがなかったとしても、ほんの数時間でまるで達人のように演じられるようにしてくれます。
David CopperfieldでさえもMessado Ringsのファンであり、Joshua Messadoの素晴らしいパフォーマンスに賛辞を送っています。
というもの。
まずリング自体の感想ですが、サイズ自体は一般的なものと同じです。ただ、太さはめっき処理か表面処理かのせいなのか、若干太いです。握ってみて、
「あれ、ちょっと太いのかな?」
くらいの感覚ですかね。
処理もつや消しになってますね。
ケースも悪くありません。
やはり、リングはケース付がありがたいですね。
で、次にDVDの方なんですが、
こちらは、やはりストリートマジシャンとしてのやり方なのか、この人独特の手順となっています。
手順のイメージは
- 観客を常に参加させながら勧める。
- 4本リングではあるが、手順としては、ほとんど2本リングとしての手順のイメージが強い手順
ってな感じですかね。
つなぎ方、はずし方なども観たことのあるやつもあれば、見たことのないやつも入ってます。
フラリッシュ的な扱いもあり、なかなか見ごたえがあると思います。
ただ、観客を参加させる割合が多いので、観客の扱いに慣れが必要なのは難しいところですかね。
たとえば、観客に一本リングを渡して、客に振らせてつなぐ、というやり方も紹介されていますし、中には手順に組み込んでいる方もいると思いますが、彼の手順は観客に持たせる頻度が通常より多い印象があります。
まっ、このあたりは好みですね。それに特別トリッキーなギミックでもないので。
(いわば普通の構成です)
そして、この商品の最大の問題、
それは値段が高いこと。
通常のリングが2000円未満で購入できるのに対し、9000円近くもすることです。これは、さすがに店頭で実物を見ないと購入判断はできないでしょう。
通販では、間違いなく敬遠されてしまう商品だと思います。
ネタ本体、ケース、DVD、これだけついてるなら、
「まあ、それくらいいくか?」
という気がしないでもないんですけどね。
ただ、店頭で実物を見ると、決してはじめから敬遠するような商品ではないと思います。
リングをされる方は検討の余地はあるかと思います。
(この記事は前ブログにて2014年8月16日にアップしたものを加筆修正したものです)